
香料として車芳香剤に限らず、香水などでもスタンダードなのが液体(リキッド)タイプの車芳香剤です。
その特徴は、まず何よりも香り立ちの良さが挙げられます。他のタイプに比べて、揮発性に優れる液体ならではの性質によって強い香りを放出できるため、使い切るまで車内にしっかりとした香りを広げることができます。
カー用品店の車芳香剤コーナーには液体タイプがずらりと並んでおり、豊富な種類の中から好みの香りを探しやすい利点もあります。さらに、各メーカーとも容器のデザイン性を重視しているのが特徴です。可愛らしいものやエレガントなものなど多彩で、センスや車内空間の演出に合わせやすいと言えます。
カー用品店の店員さんの話では、香りよりも先に見た目を選んだ上で、その形状の中から香りを選んでいくというお客さまが多いそうです。芳香剤とはいえ車内に置くものだけに、インテリアとしても楽しめるのはうれしいですね。
しかしこれは車芳香剤の種類が多すぎて、売り場の製品を1つ1つ香りで選ぶには膨大な時間がかかってしまうというのが欠点の一つです。
香料としては利点の多い液体タイプですが、最大の欠点は扱いにくいことです。
中身が固定できない液体だけに、置き場所はダッシュボード上などの平らな場所に限られてしまいます。最近はダッシュボードに傾斜を付けたデザインの車種が増えており、ピラー付近しか置き場所がない場合も珍しくありません。
急ブレーキや急ハンドルといった激しい動きで液こぼれがおこる可能性もあり、注意が必要です。こぼれてしまうと強烈な香りが悪臭となってしまう場合もありますし、放置するとダッシュボード変色などの恐れもあります。 また、香りの強弱を調節しにくく、温度や乾燥具合によって香り立ちが変わる点と、持続性の低さもデメリットと言えます。
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